以前も紹介した「i-dio」のプレ放送が本日3月1日の正午より開始しましたね!モニター応募した「i-dio Wi-Fi チューナー」を使い、短時間ではありますが早速観たり聴いたりしてみましたので、簡単なインプレッションをお送りします。 「i-dio」については以前の記事も参照してください。
2016年3月27日更新:その後の改善状況
i-dioの放送地域とチャンネル構成
i-dioのプレ放送は、現時点では関東・甲信越、近畿、九州・沖縄地域だけとなります。関東・甲信越では「TS ONE」、「Amanekチャンネル」、「i-dio Selection」(3ch)、「i-dio Creators Ch.」(映像チャンネル)の計6チャンネル。近畿ではそれに加えて「KANSAIチャンネル」が、九州・沖縄では「Qリーグチャンネル」が放送されるとの事。 僕は東京23区在住なので上記6チャンネルが見られるはずなんですが…なぜか「Amanekチャンネル」と「i-dio Creators Ch.」のみしか出て来ませんでした。東京のかなり端の方だからかな?それとも、うちの電波受信環境が悪いせいか… 尚、今後2016~2017年度にかけて東海・北陸、中国・四国、東北で、2018年度に北海道で開始され、2019年7月までに全国でサービス開始になるそうですよ。
まずはAndroidアプリをインストール
まずはスマホにアプリをインストールする必要があります。3月1日現在、iPhone版はまだ近日公開との事(3月2日追記:3月1日18時頃にiOS版もリリースされました)ですので、Android版をPlay Storeからインストールします。僕は以前デモ版をインストールしていましたので、2月29日にリリースされた正式版にアップデートしました。 「i-dio Wi-Fiチューナー」の電源ボタンを短く押すとLEDが緑点灯し、Android モードになります。iPhoneの場合は電源ボタン長押ししてiPhoneモードにしなくてはならない様ですから、要注意ですね。iPhoneモードの場合、LEDは緑点滅します。 さあ、スマホアプリを起動してみましょう。
i-dioアプリを起動してみると
手持ちのXperia Z Ultra(SOL24)にアプリをインストールし、起動してみました。
起動アニメーションの後、i-dioロゴが表示されます。
初回起動時のみ地域等の設定を行います。その後、正しくWi-fiチューナーが認識されるとアクセスポイント名が画面に出てきますので、選択して接続します。
チャンネルの一覧が出てきます。本当はここに6チャンネルあるはずなのに、なぜか2チャンネルしか出て来ません…
チャンネルを一つ選んでタップすると「選局中」になり、10秒くらい待ちます。チャンネル切り替えるたびに待たされます。
その後、画面表示コンテンツの受信が始まります。電波の状態にもよるのでしょうが、うちでは全て受信する為に数分かかりました。 ただ、コンテンツ受信が完了する前に音声は流れますので、「Amanekチャンネル」などの音声がメインの放送ではキャンセルしても良いかも。しかし、映像放送の「i-dio Creators Ch.」ではひたすら待つしかありません。
「放送と通信、位置情報(GPS)とビッグデータを融合したドライバー向けデジタルラジオチャンネル」と銘打つ「Amanekチャンネル」の画面。GPSを利用した現在地の15分後天気予報や、便利で役立つドライブ情報の提供も行われるとの事。Amanekチャンネル専用の「Amanekアプリ」も今後リリースされるようです。
「i-dio Creators Ch.」の画面。「秘密結社 鷹の爪DO」や美容番組、レトロゲーム番組などが放送されています。
タイムテーブルもあります。
最後にとりあえずの感想
ほんの一時間くらい試しただけなので番組の内容についてはまだ何も語る事は出来ませんが、放送とデータの融合という、今まで色々試されては来たけど今一つ成果が出ていない(ような気がする)アプローチの、新たな一歩に期待したいと思います。 一方、アプリの操作性や音声・映像のクオリティーには、正直それほど良い印象は感じませんでした。音声もたまに切れ切れだったり、映像も荒くてカクカクしたり。ただ、きっとそれは僕の家の電波受信環境が良くないのが大きな要因なんだろうと思います。今日はあまり時間が無くて試せませんでしたが、一度屋外で試してレポートしたいと思います。 チャンネル切り替えの度に数十秒待たされたり、画面が出るまで数分待たなくてはならなかったりするのも、やはり受信環境が良くないからなのでしょうか(そうじゃないとかなり辛い…)。こちらも屋外で試した結果を報告したいと思います。