先週7日になりますが、総務省の値下げ要請に応え、まずソフトバンクが低価格プランを発表しましたね。内容的には大方の予想通り、1GBで5,000円を下回るものでした。
ソフトバンクが、月額2900円で1GBのデータ通信を利用できる「データ定額パック・小容量(1)(以下、1GBプラン)」を、2016年4月から提供する。「スマ放題」と合わせると月額5900円、「スマ放題ライト」と合わせると月額4900円で利用できる。 今回の新プランは、総務省がタスクフォースで提言した「低容量(1GB以下)のデータ定額プランを作ること」に応える形で新設されたものだが、タスクフォースの発端は、安倍晋三首相が「家計への負担が大きい携帯料金の引き下げ」を指示したこと。この1GBプランは本当に「安い」といえるのだろうか。 ITmedia 「ソフトバンクの「月額4900円/1GB」プランは“安い”のか」 より
低価格プランとはいえ、「データ1GB、5分の電話が回数無制限」で月額4,900円。うーん、格安SIMに比べたらどう考えても割高に感じます。 短時間の通話をかけまくる人ならメリットはあるでしょうが、それでもまだ「もしもシークス」の方がお得です(⇒スマホキャリア別の格安SIM選び、ドコモ編その1 – 通話時間が長い人向け格安SIM選び)。ホワイトプランとも組み合わせ出来ないそうですので、電話をあまりかけない人にとっては明らかに割高ですね。 発表があったのはまだソフトバンクのみですが、過去の例を見る限りドコモやauも同様なプランを発表して追従する可能性が高いと考えられます。 3大キャリアがどんどん値下げしたら格安SIMのメリットも無くなっちゃうという事で、総務省のタスクフォースやそれに対する3大キャリアの対応に注目していた方も多かったと思います。この様子でしたら、格安SIMのメリットは当面無くならないか、万一その時が来るとしてもまだ当分先の事となりそうですね。 皆さん、安心して格安SIMに替えましょう~!!