国土地理院が3月29日より試験公開している「地理院地図Globe」を使ってみました。
「Globe」は「Google Earth」みたいなイメージですが、地理院地図に収録している様々な「情報」を重ね、シームレスに3D表示出来るという特徴があります。
重ねられる「情報」の一つとして、数日前より地震後の熊本の航空写真が追加されています。これにより、熊本地震による被災地の状況をインタラクティブに3D表示する事が出来ます。
熊本地震の被害状況がインタラクティブな3D空撮画像で見られる、国土地理院の「Globe」
国土地理院の「地理院地図Globe」は、以下のリンクからアクセスできます。
アクセスすると、以下の様な画面が表示されます。
「Globeを表示」をクリックすると、まずは以下の様な日本地図が表示されます。
マウスのスクロールボタンでズーム出来ます。今回は熊本方面へズームしてみます。
左上の「情報」⇒「表示できる情報」から、「平成28年熊本写真」を選びます。表示できる3D画像の一覧から、今回は「西原2地区正射画像(4/20撮影)」を選んでみます。
西原村の航空写真がオーバーレイされました。
メニュー右上の「X」をクリックしてメニューを閉じ、マウスのスクロールボタンを使ってズームして行きます。
キーボードのCtrlキーとマウス左ボタンを押しながらドラッグする事により、自由に回転や角度変更などが可能です。スマホやタブレットの場合は、Googleマップと同じ要領で操作可能です。
そう、テレビで何度も放送された地域です。
更にCtrlキーとマウス左ボタンを押しながらドラッグし、色々な角度から見てみます。
がけ崩れと土砂により、道路が完全に崩壊しています。何度見ても本当に衝撃的な状況です…。
もちろんこの他にも多くの地域で大変な状況になっていることは言うまでもありません。被害にあわれた全ての方々には、本当にお見舞い申し上げます。
少しでも良いので募金をしましょう
これをもとの状態に戻すためには、どれほどの時間や労力、そしてお金が必要になるのでしょうか。
僕たちに今すぐ出来る支援の一つとして、少額でも良いので是非募金をしましょう。以下にポイントやマイル、クレジットカードでいつでも手軽に募金が出来るサイトのリンクがあります。